スマブラ屋オフ in 喫茶マウンテン 2013
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今回も毎度のように、昼飯ピーク前の11時頃到着ということで、
比較的待たずに通されました
(バスの補助席みたいな椅子が必要になるテーブル配置ではありましたが)。
今回は9名が参戦しており、
私のテーブルにはルイージの孫氏、Nodata氏の初参加者2名と、
夏月氏、マサリオ氏というメンバー、
もう1つのテーブルにはツブテ氏、民勲氏(実に7年ぶりとか)、ひろにい氏、
主催者であるしばた氏というメンバーでの登山となりました。
いよいよメニュー注文なのですが、前ページでも述べたように、
なんらか地雷メニューを頼まなければならない、という意識があったもんですから、
ここは思い切って「あつげしょう(端的に言うならば、巨大な小倉トースト)」を頼むことにしました。
他の皆様の注文は、
しばた氏→抹茶小倉スパ
ツブテ氏→なんてこったパフェ
Nodata氏→サボテンスパ
ひろにい氏→カルネ(カルメン、とずっと勘違いしておりました)ワルガキ娘
夏月氏→ひろしのわがままホットケーキ、しょうこ
マサリオ氏→ウィンナスパ、スパークリングマウンテン
民勲氏→シャンピニオン
ルイージの孫氏→バナナスパ
という感じに決まりました。間違っていたら連絡ください。
全体的に、名前から料理が想像できないメニューが多いというのが、
今年の傾向のようです。

▲ざっくばらんに渡されるフォーク群
注文した直後から、やっぱりあつげしょうは止めといたほうが良かったかもしれない、
みたいな、そういう後悔がちょくちょくあったのですが、頼んでしまったものはしょうがないので、
とりあえず料理が運ばれてくるのを待っていると、

▲なんてこったパフェ
まず最初にツブテ氏の「なんてこったパフェ」が到着。
パッと見はどうも美味そうな、わりかし普通っぽいパフェのようです。
何が「なんてこった」なのかは全くの謎です。
そして、続々と運ばれてくるメニュー達。

▲抹茶小倉スパ

▲シャンピニオン(奥のスパ)、ワルガキ娘(手前)

▲カルネ

▲向こうのテーブルは料理が出揃った。抹茶小倉スパが異彩を放つ。

▲ひろしのわがままホットケーキ
続々と料理が運ばれてくるものの、あつげしょうはまだ到着せず、
期待と不安を否応になく煽る(1:99の割合だけれども)。
そうこうしているうちに、

▲あつげしょう(中)。1350円也。
すさまじい存在感を放つ「あつげしょう」。
肘から手のひらくらいの長さがあるパンに、
ガッツリあんことクリームが乗った、世にも豪快な1品。
そもそも、どうやって食えばいいのか。

▲あつげしょうショック冷めやらぬ中届いたバナナスパ

▲スパークリングマウンテン(左)しょうこ(右)

▲サボテンスパ(左)ウインナスパ(右)これで全員の料理が揃った。
全員のメニューが出揃ったので、いよいよ本腰を入れて登山が開始されました。
(届いた人から順々に食っていったので、この時点で結構征服度に差がついていたのですが。)
最初一瞬、あつげしょうを手に持ってかぶりついて食うのが正攻法なのかと思いましたが、
さすがに物理的に不可能らしく、パン切りナイフが備え付けてあったため、
それで一口サイズにして食らっていきます。
ああ、切った時の写真をとっておけばよかったと今更ちょっと後悔。
全景像だとクリームの量が凄まじいですが、その下に尋常ではない量のあんこが控えており、
結果的にこのあんこが多大なダメージを与えることになるのです。
パンはフランスパンで、適度に焼かれていてサクサクしており非常に美味。
クリームも至って変哲のない普通の生クリームで、これがあんこに調和し、
非常に甘ったるい感じにはなるのですが、まぁまぁ美味しい感じのメニューだ、
というのが、1切れ目を食った直後の感想でした。
しかしながら、眼前にはまだまだ半端ない量が残っており、
2切れ目のクリームにかぶりつく頃には、早くも体から、
十分な量のクリーム食ったからもういらないよ的な、そういうサインが発せられており、
クリームを処理してあんこにかぶりついた時には、まだ甘いもんを体内に入れるんか、
もういらんわ的な、そういうサインが体から発せられているのをひしひしと感じながら、
なんとかサインを無視して体内に詰め込んでいくのです。
消費量が半分を超える頃には、もう完全に体から警報が発せられており、
頭の中は、いかにこの残ったブツを食うか、ではなく、
いかに他人に丸投げできるか、を考えるようになっておりました。すみません。
とにかく他人に食ってもらうには、見た目を減らさなくてはいけない、
という発想に至り、下に敷かれたパンとクリームあんこ連合体を分離する作業から始めました。
その作業の過程で、クリームにカバーされたあんこが、やれ前衛アートだの、積乱雲だのと、
食料を形容しているとは思えない散々な呼ばれっぷりで表現されておりました。
で、正直、ここまで、自分のことでいっぱいいっぱいで、
他の方がどうなっているのか全く気にしていなかったのですが、
他人に丸投げするにあたって、他の方の様子を見てみると、
向こうのテーブルはわりと何事も無く完食されており、
こちらのテーブルでは、初参戦のNodata氏とルイージの孫氏が苦戦中で、
夏月氏は食べ進めているものの、ホットケーキの中にあったあんこに私同様苦戦中、
山の神マサリオ氏は早々に食べ終え、苦戦する初参加お二人のヘルプを買って出ている、といった状況でありました。
流石に初参加であるお2人や、苦戦中の夏月さんに丸投げするのは申し訳なかったので、
マサリオ氏や、もう1つのテーブルの方々にあんこ食えますかという提案をしてみると、
まずマサリオ氏が豪快にスプーンであんこ(積乱雲)を削って口に運ばれました。恐るべし山の神。
続いて向こうのテーブルからも食えますという声が上がったので、もうすっかり皿を渡して丸投げ。
私は手に持っていたパンの切れ端をどうにかこうにか詰め込むことに専念することにしました。
口の中や胃の中が尋常じゃなく甘ったるくなっており、
もうしょうがないのでなんとかお冷やで洗い流しながら、
最後の一切れを放り込んで完登。
結果として全員が完食し登頂成功となったわけですが、
私自身はもう遭難寸前という感じで、すっかりやられてしまっており、
空いた皿の写真を取ることすら忘れて、迫り来る吐き気と静かに戦っておりました。
戦いを振り返ると、いつかのYAMANOBORIで戦った「小倉丼」との経験を全く生かせず、
再度あんこの前に撃沈するという結果であったと言えます(個人的に、小倉丼はあんこよりも、
いちごライスのほうが凶悪だったのですが)。
ぐったりしながらもふと入口の方に目をやると、かなりの行列ができていたので、
休息もそこそこに席を立つ我々。
散々あんこに悪態をつきながらカラオケに向けて出発したのですが、
その道中、なんとか甘ったるさと胃の重さを緩和しようと、
普段はあまり飲まないブラックコーヒーなんかを飲んでみたりしました。ただまぁ、
あれだけの量の生クリームとあんこに対して数百mlのコーヒーではほとんど焼け石に水でした。
そういうわけで、
時折脳裏にあんこがフラッシュバックし、その都度吐き気に襲われながら、
毎年お馴染みのカラオケ館(栄店)に到着。
ここで、この後用事があるというNodata氏とマサリオ氏(おみやげ渡し忘れました。すみません)
と別れ、残った7名はカラオケで来る夕食に向けカロリー消費(と胃の休憩)を行うのです。
なにげに、マウンテンでさんたろう氏とニアミスしてたらしいですね。

▲Counterclockwise(左回り)という響きが好き、という意味不明な理由で撮った、
マウンテンとはあまり関係のない写真。Clockwise(右回り)は撮るのを忘れた。
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