Doopees
ヤン富田プロデュース。
キャロライン・ノヴァク、スージー・キムなる2人の少女をボーカルとしてフィーチャー。
「この作品の中だけに存在する少女たちのコンセプトアルバム」
という匿名性・架空性をテーマにしたガールズ・ボーカルユニット。
Doopee Time A-
Doopee Time A-
[総評] 1995年。Doopees唯一のアルバム。
キャッチコピーとして「キュート・ミュージック」というフレーズが使われたとおり、
キュートでキャッチーなポップミュージックが印象的。
一方、ガールズポップユニット風のアルバムながら、
ヤン富田ソロ作品のような実験的作品も紛れ込んでおり、
(メンバーが正体不明であるということも含めて)アルバム全体を通して、
ヤン富田による「ポップ・ミュージック」という範疇での実験的プロジェクト、
といった感じのアルバム。
とはいえアルバム全体の印象としてはかなりポップ。
「90年代邦楽名盤」的な特集でも名前が挙がるか挙がらないか、
くらいのマイナーな地位に甘んじているアルバムであるが、
完成度の高いアルバム。
[ピックアップ]
Doopee Time
★★★★★★★★★ 9
How Dose It Feel
★★★★★★★★☆ 8.5
My Spining Wheel
★★★★★★★☆ 7.5
Time And Space
★★★★★★★☆ 7.5
Astro Age Steel Orch. Plays "Look For a Star"
★★★★★★★★ 8
Now That You've Gone
★★★★★★★★ 8
Through My Window
★★★★★★★★ 8
Some Day. That Place In Time
★★★★★★★★★ 9
Caroline, No
★★★★★★★★☆ 8
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