B12 テクノ・レーベルの老舗「ワープ・レコーズ」の初期に活躍したテクノユニット。 「Artificial Intelligence」というコンピレーションアルバムで、 IDM(インテリジェント・ダンス・ミュージック)として知られるジャンルの作品を発表し注目を集めた。Electro-Soma B+ Time Tourist B Electro-Soma B+ 1993年。デトロイトテクノをベースにした、コズミックとかレトロフューチャーといった単語で表現されるようなサウンドが特徴で、アンビエント的な要素も含まれている。
こういったサウンドは当時「インテリジェント・ダンス・ミュージック(IDM)」と表現され、所謂フロアユースでないテクノサウンドとして注目を集めた。
[ピックアップ]
Obsessed
Metropolis Time Tourist B
1996年。
前作「Electro-Soma」の作風を継続したIDMサウンドが特徴。アルバムタイトル通り、フューチャーリスティック(あるいは、ディストピアン)な雰囲気が漂う。
ビッグ・ビート等に代表されるような、ハードでアッパーなサウンドが流行していた90年代中盤において、80年代末〜90年代初頭の時期に流行したようなサウンドを展開している。
この頃から90年代末〜2000年代頃になると、IDMと呼ばれるサウンドはいわゆるエレクトロニカ的なものへと発展(変質)していくため、そういった意味では貴重な、初期IDMの香りを残すアルバム。
[ピックアップ]
Cymetry
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