<ローロック大陸> 現実世界のオーストラリア大陸より少し大きいほどの面積を持つ物語の舞台となる大陸。 ローロック大陸は「この世界の地球」で、「現実世界の日本とほぼ同じ緯度」の位置にある。そのため北部が寒く南部が暑い。 東側全域をアヤルバムス、西南側をドクタースリーフ、西北側をシクッスが領土にもつ。 三国の国境が交わる地点周辺が「中立地帯」  「中立」を名乗っているが実際は三国の国境が交わる部分は諍いが起こりやすいため何処の国も手を出していないため。 1500〜2000M級の山脈に沿って国境を引いている。 全ての物は四大色素、赤、黄、緑、青によって構成されており、大切なのは色素の濃さである。と考えられている世界。 例えばトマトは赤ければ赤いほど、味も甘くて美味であり、宝石も色鮮やかのものに価値があり貴重であるとされる。 つまりこの世界では「価値=色」であり、その国の繁栄の度合いは、すなわち「どれだけ色鮮やかな「モノ」を持っているか」である。 この世界では資源として「色」を使っているが、その技術が開発されたのはここ100年で比較的最近のことである。 (ちなみに「この世界の地球」には他にも大陸が存在し、また別の文明を持った人々が住んでいる。エレクトロは別大陸の出身である、 ローロックとはかなり離れており、文明もまったく違う。物語に直接かかわることは皆無。) <アヤルバムス> ローロック大陸の東側ほぼ全域を 領土に持つ大陸最大の国家。 資源色の豊富さ、風土の豊かさを持ち、高い水準の教育と科学力を持ちローロックのほかの国と比べ群を抜いた反映を成し遂げた。 エレクトロの住む北部地方のみ高原と山脈で形成されていて残りはほぼ平野。 現実の日本と同じく四季折々の気候を持つが、冬は現実の日本より寒く、11月で雪が積もる。 建築は現実世界の中世ヨーロッパ風で、自動車や電車はすでに開発されているが「現実世界で20世紀前半」と同じ技術力。最近テレビジョンが家庭に普及され始めた設定。 <アヤルバムスの絵師> 主人公 本小説の主人公。アヤルバムスの城下町に住む、王国所属の女性絵師。年齢は16歳。 「絵師」であるので国王直下の戦士でもあるのだが、ゆるいウェーブのかかった髪、16歳とは思えない童顔、なおかつ身長は150センチもない小柄な体格で見た目はまったくそんな印象与えない。 性格は若干天然気味であるが基本的にしっかりとしている。割とおせっかい。 城下町で一人で暮らしているため家事などもこなせるが、料理は「少しくらい調味料の量がずれたところで不味くはならない」と言う考えの持ち主で、 やまりっくに「食材を作ってくれた農家の人の失礼」と言われるほど下手。気を抜くと、履いてる靴を脱ぐ癖がある。 仮にも兵士の身分であるが考えは歳相応。おしゃれや身だしなみには気を使い、「女の子は甘いものを食べないと死んじゃうんです!」と甘いものも好き。 兵士としてはまだ新米で1年目。 珍しい存在である絵師の中でも特に珍しい「治癒」の絵画魔法を『筆』無しで使える。彼女の治癒は病気や風邪、疲労などの内科的なものも 外傷ややけど、骨折など外科的な傷も治すことが可能であり「彼女さえいれば、どんな戦場も無傷で帰れる」と言われるほど。 しかし当然ながら死人を生き返らせることはできない上、傷が深ければその治癒には時間がかかる。 即死の兵士や四肢を失ってしまった兵士に対しては治癒をせず、短時間の治癒が可能な兵士を優先するという「戦場の常識」を歳相応の精神的未熟さで受け止めることができず、そこを兵士長である民勲に指摘されている。 治癒絵画とは別に、「クレセント」という杖の形をした『筆』を持っていて絵画魔法もできる。一つか二つの属性にのみ特化してることが多い絵師の中では珍しく、どんな『色』の『属性』でも魔法を放てるが『大砲より少し強い程度』で絵師としては低い攻撃能力である。 身体能力はやはり「平均よりは良い」程度で一般人と大差ない。完全後方支援型。 物心ついたころから、両親もいない天涯孤独の身。「一番古い記憶は、森の中。その次に古い記憶は城下町の孤児院で遊んでいた」と幼いころの記憶が曖昧で、 身元の正体がよく分かっていない。そのことをコンプレックスに感じているが孤児院のおばあさん、絵師としての才能を見抜き親身になって育ててくれた さんたろう王がいたため寂しさは覚えなかったと言う。名付け親はそのおばあさん。 紅桜 主人公と共に最初に任務を行っている王国所属のアヤルバムスの絵師。年齢は19歳。 まるでホストを思わせる軟派な風貌であるが性格は礼儀正しく、いつも敬語である。 そのせいか異性から異常なまでにモテる。 いつも主人公の料理の被害を最初に受けて、その度お腹がひどいことになるらしい。 『赤』と『青』の二つの属性を持つ双剣型の『筆』を所持している。 まるで燃えているかのような『灼熱の炎を吐く龍の鱗の紅色』と『極寒の海を住処にする海竜の鰭の蒼色』の絵の具を所持しており、 それをフルに活用し、燃え滾る炎、万物を凍てつかせる冷気を剣に纏わせ攻撃している。また二つの属性を合わせ「高貴な闇の紫色」を作り出し、 闇属性の攻撃もできる。基本的な身体能力も申し分ない。 戦闘能力は「100人の兵士が5分で殲滅される」ほどで、アヤルバムスの戦力の第一線で活躍する。 完全な前衛攻撃の近接戦闘派で、絵画魔法は全くといっていいほど使えない。 登場人物の中では「何のいざこざも因縁もない、ごく普通の家庭で育った」とされ一番平和な環境で育った。そのため常識人でもある。 ちなみにやまりっくとはほぼ同期で同じ地に住むので仲が良い、 やまりっく 主人公と2番目に行動を共にする、王国所属のアヤルバムス絵師。年齢は20歳。 細身で身長が190センチ近くあり、主人公と並ぶと「小さいのがもっと小さく見えて、大きいのがもっと大きく見える。」と言われる。 性格は「適当」と「怠惰」の二つに集約されていて、「12時間眠ったあとも平気で昼寝をする」上、「はさみで紙を切ったら5ミリは外れる」とかなり不器用。 食べることが大好きで、細身でありながら常人の倍は食べる。そのせいか不器用でありながら料理は得意。 しかし絵師としての戦闘能力は「とりあえず1000人の敵陣のど真ん中に投入してもなんとかなる」ほどで、紅桜すら凌ぐ。 「翡翠色」をした斧槍型の「筆」で雷の属性を持つ「ヴォルトハルバード」を所持しており、「天石」と呼ばれる「絵の具」を所持し 雷速の瞬間移動、荒れ狂う稲光の絵画魔法、筆に雷を纏わせて近接攻撃も可能。 ただし、酷く燃費が悪く絵の具の色をすぐ消耗する。一撃必殺を基本としていて長期戦が苦手。本人の性格もあって「大差で勝つか、ものすごく苦戦するか」 のどちらかしかないと言う。 実は過去の人間で、物語開始時から5年前、「伝説の王国」の存在した過去から何らかの理由で飛ばされている。 賢者であるトカゲ、イノショウと同じく「画伯」の側近だったらしい。 しかし、やまりっくは第一章終了地点で瀕死の重傷を負っているため詳しいことはいまだ分からない。 エレクトロ 主人公と3番目に行動を共にする、王国所属のアヤルバムス絵師。ふだんは北部の寒帯に住んでいて周辺の警備に当たっている。 もとはローロック大陸ではない別の大陸の出身。そのせいかかなりなまっている。 副業として行商人の様なことを行っており、現金な性格をしている。国王の召集にも「高級な絵の具」を貰ってやっと動いたほど。 馴れ馴れしい節もあり、国王に対しても訛り全開のタメ口で話す。 主人公に対しても馴れ馴れしさと図々しさは変わらず、そのせいか年頃で多感な時期の主人公は彼に対し苦手意識を持っている。 所持している『筆』は『ドナルニシャンノイル』という本当に筆の形をしているもので、寒色系の絵の具を使い筆と同名の『ドナルニシャンノイル』という神獣を召還する。他にも召還できる神獣は多数。 エレクトロ本人は直接戦わずこの神獣に戦いを行わせる場合がほとんどだが、「寒色系の色」を使って氷や冷気といった絵画魔法を駆使し、召還獣と連携の取れた戦闘を行うこともある。 民勳 主人公の直接の上司に当たる、王国所属アヤルバムス絵師。単独での行動が多い絵師だが彼は通常の軍の兵士を統括する将軍でもある。 いつも「人を常に高いところから観察している」ような笑みをしており、「隠し事をしてもすぐにばれそう」と全てにおいて見据えたような顔をしている。 頭脳明晰で軍人でありながらもかなり飄々としている。古いしきたりには囚われず、不必要なしごきなど行わずに理にかなった行動を取り兵士たちからの信頼は厚い。 「セールスマンが一番相手にしたくない性格してる」とやまりっくに呼ばれており、「徹底した理論を、皮肉をたっぷりこめて、反撃する間も隙も持たせず喋りまくって論破していく」と議論、討論は負け無し。ある意味頑固。 「伍拾九式多重重火器」というさまざまな重火器に換装できる一風変わった「筆」を持つ。普段は小型の銃で戦闘時はマシンガンの形をとることが多い。 属性はほぼ「鈍色」の「鉄」、「炎」である。。 長い軍人生活を経て戦争の儚さと厳しさを知る傍ら、「軍事力」の「必要性」を知っており 「戦闘を行えば、死者も出る。しかし戦闘を行わなければ無関係の人間がそれ以上に殺される。平和を謳うあまり他国が侵攻してきても無抵抗を貫けというもの他国のスパイか大馬鹿野郎だ。」 と「軍事力を放棄する平和主義」を徹底的に否定しており、甘い平和主義をもつ主人公を厳しく諭している ゾーラ2 召集先に現れた、王国所属アヤルバムス絵師。戦士としての絵師より音楽家、特に指揮者としての活動が多い。本名はゾーラ・2世 「いつも何か得体の知れないものに追われてるんじゃないか」と主人公に思われるほど狂気迫った顔をしている。 指揮者としての感性なのか、喜ぶ時も悲しむ時もいちいち絶叫し感情をオーバーに表現する癖がある。 持っている「筆」は「シンパシー・タクト」と呼ばれる指揮棒。音楽家として普段使っている指揮棒もこれ 使用方法は一風変わっており、「絵の具」の「色」を「音楽として」表現する。 この「色の音楽」には聞いた者の闘争心を掻き立てたり逆に冷静にさせたり癒しを与える等様々なリラクゼーション効果がある。 この力は催眠の類ではなく実際に「色」の力を「音楽」と言う媒介に乗せて他人に与えているのでサポート要員としてとても優秀。 また音楽で色んな「生物」を表現し、具現することもできる。これが彼の攻撃方法。 ちなみに彼のコンサートは「聞いているだけでやる気と癒しが満ち溢れる」と評判でいつも満席だが、 大抵の人間には絵師の能力を使用していることは知られておらず、「奇跡の音楽家」と評価されている。 そんな彼を見て「ある意味詐欺だな」と絵師たちは口々に言っていたりする。 さんたろう ローロック大陸随一のアヤルバムス王国の国王。 他国にはないシステムと新制度を敷き、本人自身もレベルの高いシステムエンジニアであり科学力を持ってアヤルバムスを大国にのし上げた。 聡明であるが、寛大さとユーモアを併せ持ち国民の人気は高い。 国務で孤児院に赴いた時、主人公の「絵師」としての才能を見抜き、彼女が大人になるまで後見や資金面でバックアップしている。 物語では直接戦闘したりしない。また名前は呼ばれることなく「王様」と呼ばれる場合がほとんど。 また自身を「ネコマニヤ」と言うほどの無類の猫好き。猫が好きすぎて城の中には猫をたくさん飼っておりにんの悩みの種でもある。 にん アヤルバムス王国の大臣。正式な役職は現代日本で言う「官房長官」と同等。他にも大臣はいるが彼が一番位が高い。 さんたろう国王とは逆に、厳格な性格で規律や戒律を重んじる。 一癖二癖もあるアヤルバムスの絵師たちに「まったくお前らは・・・しゃんとしろ!」といつも怒っている。 特に「怠惰」なやまりっくと「図々しい」エレクトロには頭を抱える一方、素行が良い紅桜と主人公には「私の心と胃腸の支えだ」と言っていたりする。 <ドクタースリーフ> ローロック大陸南西部を占める国家。現国王は「エフ」である。国土全体が暖かい気候。 国土の西側は乾燥している砂漠部分である。 風土上伝染病が多く発生し、それを乗り越えるため医療が非常に盛んな国となった。 砂漠部分は人があまり住んでいないが、上質な「赤」と「黄」の「色」が多く取れるため資源には困らない。 そのためか、「赤」と「黄」に特化した絵師が多い。 第一章地点で、大陸全体で不穏な動きを見せている。主人公、紅桜を襲ったのはドクタースリーフ国籍だった。 <ドクタースリーフの絵師> 他の二国と違い、絵師達は全員国家の騎士団所属で組織化されている。そのため国に忠実に従う軍の特殊部隊としての色合いが強い。 その恐ろしい実力から、尊敬と畏怖をこめて「赤黒の騎士団」と呼ばれている。 ひもの ドクタースリーフ所属の絵師で、二つ名は「対重機兵器(バスター・バスター)」 ドクタースリーフの絵師の中でも特に強く、民勲と同じく機械換装型の「筆」を持つ。 彼の場合は身体に直接装備するスタイルで、攻撃、守備力が格段に上昇。難攻不落の人間要塞と化す。 かなり体格が良い 砂漠地帯の生まれで、過酷な環境下で育ったため身体能力は高い。 また頭がよく、自身の「筆」に似合わない冷静で正確な攻撃を行うなど非常に手強い。 負けず嫌いの一面もある。そのため同じような能力の民勲に激しいライバル意識を持っている。 EL ドクタースリーフ所属の絵師で、二つ名は「光学家(オプティカラー)」 表向きの役職は光学機器開発研究員で、シクッスと共に「光」と「色素」の関係性を調べているが実際はシクッス方面のスパイである。 「筆」を二つ持っていてひとつは光の原理を利用した、変芸自在の棒。もう1つがゴーグル式光線発射装置で「色素」の持つ固有波形を集中させ レーザーのように発射させる。単純な攻撃だが攻撃速度と攻撃力は脅威で、本人自身も格闘の心得があるため遠近自在の攻撃方法で隙が無い。 性格は理系人間そのもので理屈っぽい。 アヤルバムス城襲撃時は主人公と対峙する。 秋無 ドクタースリーフ所属の絵師。二つ名は「災いを呼ぶ者(モンスターサマナー)」 表向きの役職は大臣。国王の右腕で、ドクタースリーフの政治手腕、外交手腕は彼によるところが大きい。 赤黒の騎士団のリーダーでもある。寡黙な性格で思慮深い。 「色」をイメージし、そこから召還獣を「具現」する。エレクトロと同じタイプの召還タイプ。 ただしエレクトロは「神獣」を具現するのに対し、彼の場合は「赤」と「黒」という「凶暴」を思わせる色から具現するので、召還獣は凶悪な風貌の「魔獣」である。 魔獣は強力な攻撃力を持ち合わせており、特別な力を行使する。 秋無自身は「身体を動かすのは苦手」と、戦わない。 (ドクタースリーフのほかの絵師はまだ未定です。) <シクッス> ローロック大陸北西部を占める国家。現国王はルハ。曇天が多くすっきりとしない気候。 「色に価値を置く」この大陸においては、どんよりとした灰色がかった風景の多いシクッスは貧相な「色」の貧乏な国であるという認識がある。 実際、シクッスは他の二国より繁栄は遅れ気味で目立った資源(=色)も満足に取れない。 ドクタースリーフ、アヤルバムスの国民の中にはシクッスを見下しているものも少なくない。 資源は同盟国のアヤルバムスに頼っている。ドクタースリーフとは国境の行き来こそ制限は無いが、特別同盟を結んでいるわけではない。 しかし数年前ルハが新国王に就任し、今の状況を打開しつつある。 資源が無いゆえの国民の「少ないものから最大限のものを生み出す」技術力と勤勉さと教育の高さで、積極的に国力を上げようとしている。 今は貧乏な国である認識だが、大陸の中では古い歴史がある。そのため王立図書館は大陸一の規模を誇る。 第一章ではほぼ出番が無いが、第二章の主な舞台である。 <シクッスの絵師> 「色」の少なさから、絵師があまり多くはない。 しかし、選りすぐりである3人は他の国の絵師と遜色ない強さを誇る ローリー シクッス一の絵師。同時にルハの右腕の大臣である。 が、やまりっくと同じタイプの「怠惰」と「面倒くさがり」な性格で、絵師として戦闘することはほとんど無い。 しかし、「やる時はやる」タイプであり、絵師としての能力は他の二国の最強の絵師と肩を並べる。 工作員 シクッスの絵師。ローリーの腹心で名前のとおり諜報活動を行っている。 仕事柄本国にいないことが多く、国境を巡回し警備する立場にある。 筋骨隆々な体格。主人公と同じく「筆」を持たず、本人の身体自体が「筆」のような能力を持っている。 「色」を身体を纏うオーラに変換し、身体能力を上げる攻撃方法である。 ルハ 現シクッス国王。 「資源」たる「色」の少なさから、貧相な国と呼ばれているシクッスだが、ルハが就任したことにより、 その状況を打開する『シクッス国民の持つ「勤勉」さと「勉強水準の高さ」を積極的に前面に出し他二国に負けない発展』を目指している その他絵師。 シクッスの詳しい登場人物設定はまだ内緒。詳しい設定は第二章で明らかに。 <賢者> 大昔「画伯の筆」という伝説の筆があったとされる、今よりもかなり発展した科学力を持っていた「古の王国」 その「画伯の筆」の所有者である国王、通称「画伯」の側近の6人の総称。 「筆」の能力、そして本人自体の能力は「どいつもこいつもチートみたいな存在で、天災と同じ」と証されるほどの実力で、ただ一人で国ひとつを落とす能力があるといわれている。 何故現代にいるのかもそしてその目的もまったく不明。トカゲは「後3人の復活を待ってから次の行動だ」と喋っている。 過去の世界から飛ばされたやまりっくとはお互いに見知った仲である。そして賢者たちはやまりっくのことを「裏切り者」と呼ぶ。 トカゲ 賢者の一人。 子供のような見た目と話し方をするが、性格は残忍で狡猾。頭脳はスバ抜けて良いらしい ドクタースリーフに自ら志願して雇われたらしく、アヤルバムスを襲撃した。 正体不明の「筆」と正体不明の能力を使い、戦闘で疲弊していたとはいえアヤルバムスの絵師たちを全滅させた実力を持つ。 アヤルバムス襲撃の黒幕で、実はドクタースリーフの国王の裏で暗躍していたらしい。 目的のひとつとしてなぜか主人公を狙っている。 イノショウ 賢者の一人。 トカゲとやまりっくの戦闘に割って入り、やまりっくの不意を付いて重傷を負わせる。 詳しい能力はまだ不明だが、主人公を捕縛した「木」属性の魔法を使っている。 巨大な身体を四つんばいで支えている。直立すると2Mを超える。