[オープニング]
「・・・・・・・。」
「さ、もうこんな時間よ。良い子はそろそろおねんねしましょうね。」
「ねーっ、絵本、読んでー。」
「絵本?はいはい。...じゃあ、今日はこの本にしようかしら。
この本、読んだことあったっけ?」
(↓読んだことある) (↓読んだことない)
「えーっ、その本、読んだことあるー。
別の本にしてよーっ。」
「あら?読んだことあったかしら。
それじゃあ、えーっと...
どれにしようかしら。
......じゃあ、この本は?」
「.....Zzzz」
「あらあら、探してるうちに
寝ちゃったみたいね・・・。
フフッ。おやすみ・・・。」
「わー、その本、はじめてー!
その本、なにー?」
「この本はね、むかーしむかしの
『絵師』さんのお話なの。」
「へーっ...、
ねぇ、『えし』さんって?」
「それはね...
このお話を読めばきっとわかるわ。
それじゃ、読むわね...」

むかし むかしあるところに
それはそれはとてもおおきくて
ゆたかなくにがありました。
・・・

「....Zzzz」
「あらあら、寝ちゃったみたいね...。
フフッ。おやすみ...。」
[プロローグ]

-アヤルバムス国立絵師養成所-
(朝を告げる鐘の音が鳴り響いている...)
{ベッドから起きるアルテ}
カミカ 「...Zzz...
...んー...おはよー...
...Zzz」
「...Zzz
先に行ってて...すぐ起きて...行くから...Zzz」
ヤマリク 「おっ、おはよう。よく眠れたかい?
今日はいよいよ最終試験の日だからね。体調は万全?
クオはもう起きて資料室で最後の確認をしてるよ。
全員揃ったら試験を始めようか。カミカはまだ寝てるの?」

「カミカを呼んできな。全員揃ったら、試験を始めるよ。」

(カミカを連れている場合)
「カミカ、おはよう。よく眠れたかい?」

「クオはそっちの資料室にいるよ。呼んできな。
カミカ 「おはよ−!
よーし、目もバッチリ覚めたし、行こうか!」
(カミカがパーティに加わった)
クオ 「やーっと起きたか。
...最終試験の日なのに、
なんかいつも通りのテンションだな。
オレなんか1時間早起きしちゃったよ。」

(カミカを連れていない場合)
「アイツはまだ寝てんのか?
アイツを起こしてくるまで、
オレは最後の復習をしてるから、
さっさと行ってこいよ。」

(カミカを連れている場合)
「おっ、揃ったな。
 ...さて、じゃあ、行くか!」
 (クオがパーティに加わった)
ヤマリク
「よし、全員揃ったね。」

「君達3人には、我々『アヤルバムス国』所属の絵師になり、
その上で色々な活動を行ってもらわないといけない...。」

「今日の最終試験は、
アヤルバムス国の絵師として
活動出来るだけの技術が身についているかどうか、
そのテストというわけだ。」
ヤマリク
「さて、すぐに試験を始めても良いんだが・・・
不安なら、今までに授業で教えた所を
さっとおさらいするかい?
いわゆる『最終講義』ってヤツだね
どうする?」

(↓お願いします) (↓大丈夫)

じゃ、どの講義を聞く?
(基本システムの説明)
(色システムの説明)
(絵師について)



「そうか。
まぁ、もし不安なら、
隣の『資料室』で、
気になる本を読んでおくといいよ。
じゃ、私は最終試験の準備に
とりかかるから、
用意ができたら
君達も外に来なさい。」


-資料室-
{本棚を調べる}
(色々な本が並んでいる...)


-森の入り口-
ヤマリク
「最後の試験...それは、この先の森を抜け、
アヤルバムス国王が居られる城までたどり着き、
王からアヤルバムス国所属の絵師となる任命証を賜ること、
それが試験だ。」

「それだけ?という感じかもしれないが、
もちろんこれは実戦練習だからね。
君たちが勉強した絵師としての知識を活用しなければ、
森を抜けることは難しいだろう。

「具体的に言うなら、私が用意した刺客...といっても、
簡単な動きが出来るように描いたわら人形なんだけど、
そいつらが襲ってくるから、倒しながら森を抜けるんだ。
もちろん、わら人形だけじゃなくて、
野生の動物もいるだろうから、それも追い払いながら。」

ヤマリク
さて、最終試験についてはそんな感じだが...
実戦は初めてだしね。
改めて、絵師としての戦い方を復習しておくかい?

(↓お願いします) (↓大丈夫)

(戦闘システムの説明)
「そうか。
ま、『習うより慣れろ』とも言うしね。
君達ならきっと大丈夫だろう。」

ヤマリク
「じゃ、試験に使う、『筆』と『パレット』、
それと、『絵の具』を渡しておこう。
筆は私の手作りだ。...ただ、試験用だから、
最低限の機能しかないけどね。
アヤルバムス国の絵師として認められたら、
もっといい画具を使えるようになるよ。」
(アルテたちは画具を受け取った。)

「それと、これも渡しておこう。」
(アルテたちはスクラップブックを受け取った)

「それは『スクラップブック』だ。
拾ったものなんかをスケッチして、そこに残しておくと、
きっと役に立つよ。」

「私はここを片付けてから、先回りして森の出口で待ってるよ。
それじゃあ、健闘を祈る!」



-森-

(ズタズタにされた大量のワラの塊が散らばっている...)
{オオカミがこちらを睨みつけている}
(オオカミは低い唸り声を上げている)
(グレイウルフが襲いかかってきた!)
(グレイウルフは掻き消えた)


-森の出口-
ヤマリク
「おっ、森を抜けられたね!
これでほぼ最終試験は合格したようなもんだ。
巨大わら人形はなかなか強かっただろう?
...え?そんなのいなかった?灰色のオオカミ??
...ちょっと、詳しく話を聞かせてくれないか?」

「ふむ...まだなんとも言えないが...
もしかすると、どうも君たちは...
重大な事に巻き込まれてしまったかもしれない。
私は先に行ってこの事を報告してくる。
君たちも引き続き城に向かいなさい。
そこで改めて説明するよ。」

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