にんてんとゾーラ2がドクタースリーフに向かっている頃―

ドクタースリーフ、アヤルバムスではシクッスの独立記念日に贈る記念品を探しに街に出ていた。
そして。
Dr.Fは医療用の器具と医薬品を、アヤルバムスでは国内でネコに続いて人気がある「ぴかちゃう」という珍しい動物を贈ることにした。
ぴかちゃうの名前の由来は昔々、「画伯」と呼ばれた人物が描いていたといわれている「ぴかちう」と言う絵にそっくりだったからだと言う。
穏やかな性格でハムスター並みの小ささでかわいいと言う理由が人気が支持される理由のようだ。

そして後々この「ぴかちゃう」が大きな事件にかかわることになる―

そんな頃、中立地帯付近の上空にいるゾーラ2がにんてんにこんな話をしていた。
「あの、にんてんさん。」
「ん、何だ。傷が痛むのか。」
「いや、森の中でいにしえに会う前に奇妙な出来事があって。」
「奇妙な出来事。何が起こったんだ。」
「あ、いや、大したことじゃないんですけど、奇妙な音と言うか、音楽みたいなの聴いたんです。」
「へ? お前の聞き間違いじゃないのか?」
「いや、確かに聞こえたんです。 ルイージの孫は気づいてなかったみたいなんですけど。」
「んー。まあ一応どんな曲だったか教えてくれよ。」
「確かこんなのだったような気がします。」
そういってゾーラ2は鼻歌を歌いだした。
「どうですかね、なんとなく分かりましたか?」
「あぁ、なんとなくだったが分かった。」
「そうですか、ならいいです。 自分、歌うのはへタなんですけど。 作曲家なのに。」
「どうせなら後で楽譜も書いてみてくれよ。」
「わかりました。 とりあえず向こうに着いてから書いてみます。」

その時―
何者かが2人が乗っているヘリを攻撃してきた!
「のわぁっ!」
危うく弾が当たるところだったが、にんてんが下を見るとなんとそこにはバズーカを構えヘリを狙う何者かの姿が。
「くそっ! オイ、とりあえず戦闘機モードにしてぶっ飛ばして逃げるからしっかりつかまってろよ!」
ひそかにこのヘリは最新設備がかなり整っている、ヘリコプター兼戦闘機となっている国内には1台しかないマシンだったのだ。
「つかまるものがありません!」
「そこに俺の筆がある! それ使ってなんか適当につかまるもん描け!」
「はいっ!」
そしてゾーラ2はなんとか筆で頑丈そうな棒を壁に書いた。
「こちらにんてん! 誰かいるか!?」
にんてんが無線で連絡を取ろうとしたその時。
2発目が通信用のアンテナに当たった。
「くそっ! あいつアンテナぶち壊しやがったな。」
そしてにんてんは猛スピードで逃げ出した。

そして―
さんたろうの座っていた椅子が何かを求めるように―
そして何かを警告するように光り始めていた―


ひそかに即興でなんか付けてみました。
なんか次の人が書きにくいようになっちゃった気がするぜ。(ぇあ