絵人(えびと)設定.txt 絵人とは絵画によって召喚された人型のものである。 人型以外のものはまた別の呼び名があるが絵人だけは人型をしているためか特別視されている。 大抵は一定時間で絵画の効力が切れて消えてしまうが、あることをすると消えずに残り続ける。 絵人には意思や感情はなく、召喚者の命令通りに動く操り人形のようなものである。 だが、高度が絵画によっては意思や感情を持たせることができ、街中に紛れ込ませても違和感なく生活させることも可能である。 外見は絵画のディティールに依存するため、一目でわかることもあるがそれこそ高度なものでは人間と見分けることは困難である。 手触りは人間の皮膚とは大きく異なるが使用する素材によってはそれも再現が可能である。 ただし絵なので体温は気温程度で、湿気や薬品、熱などで外見は著しく劣化していく。 ここらへんはよくある人間とアンドロイドの対比みたいなものである。 絵人を強制的に消すには湿気や薬品、熱などの刺激以外にも物理的な衝撃に弱く、絵なので穴や亀裂が入るとエネルギーを失っていく。 そのため真っ二つになれば大幅にエネルギーを失うことになり消えていってしまう。 これは絵画で召喚したもの全てに言え、つまり絵画のHPが切れた状態である。 絵画を回復させるにはいくつか方法はあるが最もポピュラーなのは「重ね塗り」である。 絵人には住民権はないが召使いなどの用途で住居や役場などで働かせることは可能である。 また独り身の人が家族代わりに絵人を住まわせることもある。 当然いつかはエネルギーが切れて消えてしまうが「重ね塗り」を行うことで延命させることができる。 しかし延命をさせすぎると絵人は消えることができなくなってしまう。 その状態でエネルギーが空の状態となるとただの人形同様となってしまう。 一度エネルギーが切れてしまうと「重ね塗り」を行っても復活させることはできない。 こうして動かなくなった絵人は最終的に中立地帯のどこかへと廃棄される。 これだけでも話書けそうだなぁと…(´-` )